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腸内細菌がもたらす脅威のパワー(「サイエンスZERO」12月4日放送分)

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腸内細菌がもたらす脅威のパワー(「サイエンスZERO」12月4日放送分)

腸内細菌がもたらす脅威のパワー(「サイエンスZERO」12月4日放送分)

2022/12/10

こんにちは!バイオフローラ研究所の財木由美子です。

引き続き、腸内細菌が作り出す物質の解説をと思っていましたが、

先日12月4日(日)のテレビ「サイエンスZERO」で、

腸内細菌の代謝物のお話をされていました。

 

私は録画しておいて昨日見たのですが、まさに「腸内細菌が作り出す物質」の

お話でしたので、皆様にもご紹介したいと思います。

もし、見逃し配信か何かでご覧になれたら、ぜひ見てほしい内容です。

 

「睡眠・持久力・肥満まで!腸内細菌がもたらす脅威のパワー」

・腸内細菌と私たちの深すぎる関係。

・腸内細菌が、睡眠・筋力・太りやすさにまで影響を与えていた。

・持久力や長寿との関連が示唆される菌も!

・キーワードは、腸内細菌が生みだす物質

 酪酸やプロピオン酸などの腸内細菌の代謝物が、血管などを介して全身に影響を

 与えることが明らかになってきた。といった内容でした。

今までは、脳・腸・相関 と言われ、脳からの指示が、腸に影響していると考えられていたのですが、今は、腸・脳・相関 と言われるようになり、脳と腸が逆転して腸が脳をコントロールしているのではないかということがわかってきました。

それに関与しているのが、腸内細菌が生みだす物質だというのです。

神経細胞や、免疫細胞や、血管も、体の中で1番多いのが腸!

腸の中の腸内細菌の数は100兆個と推定され、ヒトの細胞数が37兆個と推定されているのに比べ、だんとつに多いことが分かります。

腸内細菌は、人が食べた栄養をエサとして摂り込み代謝物を作っているのです。

神経の難病や、認知機能の低下などに、腸内細菌の代謝物が影響している可能性が出てきたというのです。

まさに今、その代謝物質の解説をしていたところですので、

今回はサイセンスZEROのお話を挟んでみました。

 

次回は、また腸内細菌が作り出した代謝物質の説明に戻りますね。

お楽しみに!

 

 

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