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「短鎖脂肪酸」の具体的な働きについて

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「短鎖脂肪酸」の具体的な働きについて

「短鎖脂肪酸」の具体的な働きについて

2022/11/08

こんにちは!

バイオフローラ研究所の財木由美子です。

今回は「短鎖脂肪酸」の働きについてお話しします。

 

まず、"NHKスペシャル「腸内フローラ」” で紹介された「短鎖脂肪酸」

ご覧になった方もいらっしゃると思います。

私は関心が高いので見たのは当然ですよね!

ここでは「肥満」と「がん」に関与!とありました。

また別の日、゛NHKスペシャル「‟腸”が免疫のカギだった!」” では、

腸内細菌は、腸内で食物繊維などを食べて酪酸などの「短鎖脂肪酸」という

「免疫力をコントロールするような物質」を出すと紹介されていました。

 

短鎖脂肪酸は腸内を弱酸性にすることで有害な二次胆汁酸をできにくくするため、

大腸がんの予防にもつながり、また細胞の異常な増殖を抑え、アポトーシス(細胞の自死)を促します。

そういった作用があることで大腸がんの発症を抑えると言われています。

また肝臓のがん細胞にある短鎖脂肪酸受容体に作用して、

肝臓のがん細胞の増殖を抑えるという研究報告もあります。

 

次に、短鎖脂肪酸の1つである酪酸には、腸管ホルモンであるGLP-1の分泌を促す作用が有ります。

このGLP-1は、糖尿病を予防・改善する作用があり、インスリンを分泌する膵臓β細胞数の減少を抑え、

さらにインスリン分泌地を促す作用が有ります。

GLP-1受容体との作用性を高めたGLP-1受容体作動薬は糖尿病の治療薬の一つとして使われています。

 

次に、腸には全身の免疫細胞のおよそ60%が集中し、腸の免疫バランスの崩れが

全身に影響すると言われています。

腸の免疫疾患である炎症性腸疾患の患者は日本でも増えており、

治療法の見つかっていない難病に指定されています。

こうした炎症性腸疾患やクロストリジウム・ディフィシル感染症の患者に対しては

生体便移植により、腸内細菌全体を移植する方法により治療できる可能性があることが示されています。

 

次に、短鎖脂肪酸は脂肪細胞にある短鎖脂肪酸受容体に作用して脂肪細胞へのエネルギーの取り込みを抑え、

脂肪細胞の肥大化を防ぎます。

また、神経細胞にある短鎖脂肪酸受容体にも作用し、交感神経を介してエネルギーの消費を促すなど、

エネルギーバランスを整える働きもあります。

 

ここまで、短鎖脂肪酸の働きについてご紹介すれば、私たちの健康にどれだけ

「短鎖脂肪酸」が重要かということが分かりますよね。

 

これは腸内細菌が作り出す1つの物質です。

そうまさに「短鎖脂肪酸」は「乳酸菌生産物質」に含まれているということを知っていただきたいのです。

「乳酸菌生産物質」には、他にも大変重要な物質が、わかっているだけでも409種類もあるのです。

 

徐々にお話していきますね。

「乳酸菌生産物質」の商品についてのお問い合わせをお待ちしております。

 

 

 

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