最近注目が高まっている「短鎖脂肪酸」を調べてみました。
2022/10/28
こんにちは!
バイオフローラ研究所の財木由美子です。
今回は、「短鎖脂肪酸」についてです。
弊社のビファインなどに含まれる「乳酸菌生産物質」には、腸内細菌が作り出す様々な物質が検出されていますが、なかでも最近話題の「短鎖脂肪酸」について少し調べてみました。
皆さんも、ウィキペディアなどで簡単に調べられますよ。
「短鎖脂肪酸」について・・・
ヒトの大腸内では腸内細菌が食物繊維(難消化性糖類)を発酵する際に短鎖脂肪酸を産生し、健康維持に欠かせない役割を果たしています。
ヒトの体で短鎖脂肪酸が作られる部位は、腸内細菌が多い大腸で、作られた短鎖脂肪酸は大腸から体内に吸収されます。吸収された短鎖脂肪酸は大腸上皮細胞のエネルギー源として利用されたり、肝臓や筋肉でも利用されます。
また、短鎖脂肪酸の受容体が全身の様々な部位にあり、これらの部位の生態調節機能を果たしていることも知られています。
生活習慣病と密接な関係にあるものも多いことから、がんや肥満、糖尿病、免疫疾患を予防・治療する手段として現在活発に研究されています。
短鎖脂肪酸は、大腸から体内に吸収される前の段階、腸管でも重要な働きをします。
短鎖脂肪酸は、酸性の成分なので、短鎖脂肪酸が出来ると弱酸性の腸内環境になります。弱酸性であると悪玉菌の出す酵素の活性が抑えられるため、発がん性物質である二次胆汁酸や有害な腐敗産物ができにくくなり、腸内環境が健康に保たれます。
また弱酸性になることで重要なミネラルが水溶性に変化するので、より体内に吸収しやすくなり、ミネラル不足を補うことができると言われています。
さて「短鎖脂肪酸」の具体的な働きについては次回でということで。
お楽しみに!
弊社の「乳酸菌生産物質」には、乳酸菌やビフィズス菌が作り出す、健康に不可欠な様々な成分が含まれています。
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